みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
東京都に特化してポスティング業務を行っている東京ポスティング協同組合です。
「ポスティングのデータについて、何をどうやって取ればいいのか分からない」という経営者さま、ポスティングの効果測定をする理由が分かれば答えは出ます。
今回は、「ポスティングで結果を出すために必要なデータ」についてお伝えいたします。
ポスティングの効果を確認&必要なデータは…
ポスティングは「配って終了」ではありません。「配り終わってから」すべてが始まります。 ポスティングに限らずリスティング広告、メルマガ広告、SNS広告なども同様です。
配布後、チラシに対してどんな反応があったのかを確実に測定することが、次のポスティング施策に繋がります。反応が良いチラシ、悪いチラシは必ずあります。それぞれ何が良かったのか、悪かったのかを効果測定して行きましょう。
ポスティングの効果測定をするために必要なデータ
◆配布したチラシ(実物もしくはデータ)
配布したチラシの原本、データの両方を保存しておきます。「データがあれば原本は必要ないのでは?」と思われるかもしれませんが、印刷した現物も残しておきましょう。
使用した紙質、サイズ、折り方、プリント時の発色、文字と画像のバランスが自社商品やサービスのイメージに合っているかどうかは、実際に手に取ってみないと分かりません。
よく言われることですが、印刷物は立体物です。
同じデータでも紙が違えば、w
◆配布した日付、曜日、時間帯
配布した日、曜日、出来れば時間帯のデータも取っておきましょう。
◆配布した枚数、回数
配布する枚数をリーチ数といいます。しっかりマーケティング出来ていれば、リーチ数が多いほど好反応が期待出来ますので、配布する枚数と回数のデータも取っておきましょう。
例えば「20000枚×1回」「10000枚×2回」のどちらが反応が良いのかはデータを集め、効果測定をして判断するしかありません。
◆配布した地域(町名、番地まで)
どのエリアに配布するかで反応は大きく変わります。
例えば古い一軒家が集まったエリアと新築戸建てが集中しているエリアでは、ターゲット層が全く違います。自社商品、サービスがターゲットとするエリアは自分の足で歩いて見極めましょう。
「このエリアは年齢層が高い」、「このエリアは子育て世代が多い」という情報を肌で感じることが出来ます。
◆配布を拒否した物件
ポスト周辺に「チラシお断り」のシールが貼ってある物件、過去にクレームがあった物件は「拒否リスト物件」としてデータを集めておきます。
クレーム処理にかかるコストや時間を考慮すると、事前に拒否されていることが把握出来ていれば避けるのがベターです。
ポスティング業者は「拒否リスト物件」のデータをほぼ確実に保有していますが、自社でポスティングする場合は「クレームが来てなんぼ」という気持ちでデータを集めて行きましょう。
これらに取り組み、トライアンドエラーを繰り返していく中で、ポスティングの
効果測定がかなりに楽になるかと思います。簡単な施策なので、ぜひ試してみてください。